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テンプレートライブラリを使う

LaTeX のひな形を探し、公式の提供元を確認してプロジェクトを作成し、投稿先に合わせて調整します。

このページの内容

テンプレートライブラリでは、編集可能な LaTeX ファイルから論文、レポート、書籍、手紙、Beamer の発表資料を作成できます。ジャーナルや学会に投稿する場合は、執筆を始める前に、ひな形と投稿先の最新の著者向け案内を照合してください。見た目が一致するだけでは、正しい投稿形式とは限りません。

出発点となる形式を探す#

  1. ログインし、ホーム画面の プロジェクト欄で 新しいプロジェクトを選びます。Transport Model — Conference Review など、具体的な プロジェクト名を入力します。
  2. **何を執筆しますか?**で テンプレートライブラリを選びます。
  3. テンプレートを検索に、投稿先の略称、出版社名、形式を入力します。たとえば NeurIPSACLIEEEarticle で検索します。
  4. テンプレートカテゴリを絞り込むで候補を絞ります。一般形式には Blank Article、Book、Technical Report、Letter、Beamer Slides があり、出版社形式には ACM や IEEE のひな形があります。学会向けのカテゴリには 自然言語処理AI・機械学習ビジョン・ロボティクスなどがあります。
  5. 候補の行にある説明と形式のバッジを読んでから選択します。作成前に、一覧の下の 選択したテンプレートで名前を確認します。

検索では、大文字と小文字を区別せず、テンプレート名、説明、バッジ、文書クラス、提供元のラベルを調べます。対象はこのカタログであり、Web 全体ではありません。検索とカテゴリの条件は同時に適用されます。候補がない場合は検索語を消して すべてのカテゴリを選び、投稿先の略称や出版社名で試してください。フィルターを変えて候補の行が隠れても、選択が残る場合があります。プロジェクトを作成を選ぶ前に、選択内容を必ず確認してください。

テンプレートライブラリにあるのは文書のひな形です。読む論文を管理するには、別の個人用ライブラリであるマイライブラリを使います。論文、PDF、引用のための書誌情報を保存できます。プロジェクトの参考文献ファイルは通常のファイルとして残るため、共著者や外部の LaTeX ツールでも使えます。

提供元と投稿段階を確認する#

選択内容に 公式著者向けキットまたは 公式フォーマット提供元があれば、リンクを開きます。提供元は別のタブで開きます。

著者向けキットの項目は、特定の投稿先のキットを使います。一方、フォーマット提供元の項目は、複数の学会で共通する出版社の形式を使う場合があります。たとえば、年を指定した NeurIPS のひな形と一般的な IEEE 学会向けひな形では、対象とする投稿先の範囲が異なります。投稿先、年やリリース、査読用か最終原稿用か、匿名化の要件、文書クラス、参考文献システム、必要なエンジンを最新の案内と照合してください。

必要な形式がない場合や古い場合は、投稿先から最新の公式キットをダウンロードし、ZIP をインポートします。古い論文から見た目の似たテンプレートを、確認せずに選ばないでください。一般的なひな形は正常にコンパイルできても、余白、メタデータ、投稿モードが要件に合わないことがあります。

作成直後の状態をコンパイルして保存する#

  1. TeX Live バージョンを展開してコンパイル用のスナップショットを確認します。プロジェクト名とテンプレートを確かめ、プロジェクトを作成を選びます。
  2. ワークスペースでソース、参考文献、図、同梱の README を確認します。\documentclass を含むルートの .tex ファイルを開きます。
  3. コンパイルガイドに沿って、キットが必要とするエンジンを確認します。TeX Live スナップショットはプロジェクトに固定され、コピーしたテンプレートファイルとは別に管理されます。
  4. PDFを更新しましたを待ち、変更前のタイトル、レイアウト、参考文献、「問題」を確認します。原稿を追加する前に、この基準状態での失敗を解決してください。
  5. バージョン履歴テンプレートの基準版 という名前のバージョンを保存します。

テンプレートライブラリから作成すると、選んだひな形のファイルが新しいプロジェクトにコピーされます。既存の論文は変更されず、テンプレートの更新や投稿先の後日の変更も自動では取り込まれません。同梱のクラスやスタイルファイルを保持し、エラーを消すためだけに参考文献システムを切り替えないでください。

形式を保ちながらサンプル内容を置き換える#

サンプルのタイトル、著者、要旨、セクション、図、表、参考文献項目を置き換えます。投稿先が許可しない限り、クラス、必須の見出し、著者情報のコマンド、投稿オプションは保ってください。独自のマクロは投稿先のクラスを編集せず、プリアンブル内の説明を付けた 1 か所にまとめます。

パッケージは原稿に必要で、投稿先が認める場合だけ追加します。クラスオプション、パッケージ、エンジン、参考文献設定、ファイル構成を変更したらコンパイルし、警告、ページ数、図、参照を確認してください。固定した TeX Live スナップショットを変更する場合は、新しい PDF を基準版と比較し、変更理由を記録します。

既存の論文を調整する・研究室の形式を再利用する#

執筆中の論文に適用する場合は、新しいテンプレートを別のプロジェクトとして作成し、設定を原稿と比較します。確認済みの内容を段階的に移してください。CorTeX が論文を別の投稿形式へ自動変換することはありません。既存論文の設定を変える前に、名前付きバージョンを保存します。

確認済みの研究室のプロジェクトを再利用するには、保存したバージョンを新しいプロジェクトにコピーします。既存のワークスペースへファイルを取り込む場合は、別のプロジェクトをここにインポート…を使います。どちらも独立したコピーを作成するため、元のプロジェクトの変更はコピーに反映されません。コメント、アクセス規則、履歴もファイルと一緒にはコピーされません。

新たなコンパイルで意図したクラス、エンジン、投稿モードが使われ、基準状態に未解決のエラーがなければ、執筆を始められます。論文を執筆して投稿するへ進み、締め切り前に投稿パッケージのチェックリストで確認してください。