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文中数式と別行立て数式を書く

適切な数式モードを選び、文中または独立した行に明確な数式を記述します。

このページの内容

数式を独立した行に置く場合でも、文章の一部として扱います。読者が式番号を必要とするかどうかに応じて数式環境を選び、前後の文章が文法的につながるよう、ソースにも句読点を含めます。

文中、別行立て、式番号付きの数式を使い分ける#

例では、観測値が独立で、共通の有限な母分散 σ² を持つと仮定しています。標本平均の分散を推定する場合は、母分散の代わりにその推定値を使います。

文章中の短い式には \(...\)、式番号のない別行立て数式には \[...\] を使います。後の文章から式番号で参照する結果には equation を使います。

LaTeX ソース
\documentclass{article}
\usepackage{amsmath}
\DeclareMathOperator{\Var}{Var}
\begin{document}
For independent observations \(x_1,\ldots,x_n\) with common finite variance
\(\sigma^2\), let \(\bar{x}\) denote the sample mean. Its variance is
\begin{equation}
  \Var(\bar{x}) = \frac{\sigma^2}{n},
  \label{eq:mean-variance}
\end{equation}
where \(\sigma^2\) is the population variance. Equation~\eqref{eq:mean-variance}
shows that uncertainty decreases as the sample size grows.
\end{document}
コンパイル結果
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出力では、2つの文に文中数式が入り、番号付き数式が「Equation (1)」として参照されます。数式の後も「where」で文が続くため、コンマは数式に含めます。\DeclareMathOperator を使うと、複数文字の演算子 Var が立体になり、演算子に適した間隔が入ります。$Var$ と入力すると、3つの変数の積として組版されます。

文章と参照を適切なモードに置く#

amsmath を読み込むと、equation*align\text\eqref を使えます。数式内の短い説明には \text{...} を使います。たとえば、x=0 \text{ when the sensor is inactive} のように記述します。長い説明は、別行立て数式の前後に通常の文章として書いてください。

\label は番号付き環境の中に置き、(1) と直接入力せず、名前で参照します。CorTeX は通常どおり再処理するため、コンパイル後に参照が確定します。相互参照のレッスンでは、このパターンを詳しく説明します。

境界を曖昧にしない#

通常の文章は数式モードの外に、数学的な _^ は数式モードの中に書きます。文章中にアンダースコア自体を表示する場合は \_ とします。\[...\]equationalign の中に入れ子にしないでください。新しいソースでは、開始と終了の役割が明確な \(...\)\[...\] を使うことをお勧めします。対応しない $ は原因を特定しにくいためです。論文内で参照しない別行立て数式には、equation* または \[...\] を使います。不要な式番号は、後のレビューを難しくします。

練習として、例を標準誤差 \sigma/\sqrt{n} に変更し、式番号を直接入力せずに後続の文も更新してください。その上に別の別行立て数式を挿入しても参照が解決できていれば完了です。続いて添字、分数、根号に進んでください。